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フォークソング

みなさん、こんにちは。ハッピーラボです。

本日4月9日は4(フォー)9(ク)でフォークソングの日なんだそうです。

そもそもフォークソングというのは古くからその地域で伝承されていた音楽を指す言葉でした。

なので、日本でいうところの「民謡」のようなものだったんですね。

そこから、その「民謡」から着想を得たアーティストが作詞作曲していったものが、

現在我々がよく耳にするフォークソングに形を変えていったようです。

そんなフォークソングの元祖は、ウッディ・ガスリーという方だそうで、

オクラホマ州で生まれ育ったウッディは、伝統的な民謡の中で育ちます。

そして、不況が訪れるとカリフォルニア州に移住。

そこで虐げられている貧しい人たちと接していく中で、

慣れ親しんだ民謡風のメロディーに乗せて、彼らの体験や感情を歌にしていきました。

このように、はじめは社会性の強い風刺の効いた作風だったんですね。

それから時は進み、第二次世界大戦後にザ・ウィーバーズが1950年に、

黒人民謡歌手であるレッドベリーの曲をレコードにしたところ大ヒット。

以後はウィーバーズに影響を受けた大学生の3、4人組が各地で生まれました。

そこから、ザ・キングストン・トリオが古い民謡をリメイクしさらに大ヒット、

フォークソングは完全に音楽シーンの中で確固たる地位を築きます。

日本では1960年ころから先述のキングストントリオを模倣した学生グループが登場し、

このころは学生運動が盛んな時期だったこともあり、

社会的なメッセージを込めて歌うフォークソングが流行していきます。

そこから、1970年代にはいると、吉田拓郎氏が登場。

それまで社会的な内容が多かったフォークソングシーンでしたが、

徐々に恋愛や青春時代などの個人の心情を歌うものへ、

現在我々が慣れ親しんだフォークソングへと変化していくのでした。

昨日の暖かさから一転、急にまた冬に戻ったかのような今日は、

なるべく家から出ず、フォークソングでも聴きながらゆっくりしてみてはいかがでしょうか?

 

 

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